with心臓病 つれづれ草

2回の心臓手術を乗り越えた独女の暮らしのあれこれ

突然の大動脈弁閉鎖不全症!

38歳独身女(独身は関係ないけど^^;)一生懸命働く日々でした。

ふと引いた風邪。咳がこんこん、息はふーふー。脈はどくどく。

近くの内科でお薬をもらって飲めど1週間経過しても治る気配なく。

 

そうこうしているうちに咳はごほごほ、横になると更にごほごほで眠れず。

男性の上司と並んであるくも足を前に出せなくなりどんどん遅れて

「お前もう帰って休め」の指示。

 

息はふーふーどころか息苦しくて話せないほど。

ぜーぜーごほごほ(脈は)どくどくしながら再度病院へ。

それでも「アレルギーですかねー違うお薬出しますねー」とのこと。

 

また1週間経過しても治る気配なく酷くなるばかり。

そうこうしているうちに腸の病気で定期的に通う大学病院の受診日になり

相談したところ即効で

「呼吸器内科」へ

 

肺は真っ白だったそうです。

重篤な肺炎で即入院と言われてもまだ「仕事が」という私。

 

呼吸器内科の先生が「脈もおかしくない?」と気付いてくださり

次は

「循環器内科」へ

 

重篤心不全状態と言われ即CCU(循環器疾患集中治療室)へ入院。
さすがにその時には自分の身に何が起こったのか受け止められませんでした。

 

先生から

「大動脈弁という全身に血を送り出す血管の弁の1枚が壊れて

 血が逆流して心臓に負担がかかっている」

と説明を受けてもその説明は理解できても受け止められず。

 

即座に酸素吸入、点滴が始まりバタバタとする周囲をよそに

自分自身だけ頭が真っ白、茫然自失状態でした。
これが私の心臓病との闘いの幕開けでした。